⑤ことばのききとり検査

④のシーンを解説

こんにちは!!!
長洲ヒアリング代表のみやたです(^^)/

【一言】
 基本的にお店での作業中は、いつもラジオを聞いています。最新の音楽を知ることができたり、昔の歌が流れてきて懐かしんだりと、良い気分転換になります♪

という感想もあるのですが、聞こえに関する仕事に携わっている身からすると、DJの言葉がめちゃくちゃ聞き取りやすい!という事を日々実感しております。

 この「ききとりやすい声」というのは非常に重要で、話す側の配慮といっても過言ではありません。声を聞き取りやすくする要素としては「ゆっくり・はっきり、相手の注意を引きながら、そして丁度良い音量」で話す事です。
※上記以外にも、できるだけ相手に近づくといった要素もあるのですが、今回はききとりやすい話し声というテーマで記述していま
す。
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 では、これらを意識するためのコツについて、書いていきましょう。
【ゆっくり・はっきり】
 『自分はゆっくり、はっきり話せるよ!』と思っていても、会話の中でいつの間にか少し早口に、そしてあまり口が動かずにもごもごと話していることは少なくありません。私自身も、お客様と話が盛り上がった際には、ついつい意識することを忘れてしまい、相手に伝わらない話し方をしてしまう事もあります。
 コツとしては、「会話の中で文章を適度に区切る事」と「口をしっかりと動かす事」になります。
 文章を適度に区切るというのは、「○○さん今日の朝ご飯は何を食べましたか?」といった会話をする際に、その単語のもつ意味を意識する事をお勧めします。例えば、
「○○さん」⇒注意をひく
「今日の朝ごはんは」⇒聞きたい目的
「何を食べましたか」⇒知りたい結果

のように、区切ることができます。また、「朝ごはんは何を」を1つにしてしまうとかなり聞き取りにくくなってしまいます。聴く側は、「何を」の部分を聞き逃してしまい「(朝ごはんの話やと思うから)食べたよ!」と返答する可能性が高くなります。

【相手の注意を引く】
相手の注意を引く方法としては、
①声をかける
②肩をたたく
③手を振る
などがあり、会話を始める環境によって使い分ける事となります。


【丁度良い音量】
 丁度良い音量というのは、大きすぎず小さすぎずという幅があるのですが、難聴の度合いや会話を行う環境によって異なります。そのため、大きい声が聞き取りにくい様子があった場合に、少し声を絞って話しかけるなどその時々で調整が必要になります。なかなか慣れるまで大変かもしれませんが、とにかく「大きすぎる声は聞こえづらくなる可能性がある」という事は念頭に置いておいてください。

最後になりましたが、少しでも聞こえにくい方との会話に役立てば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

2020/5/22

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